イ. 次世代SS経営人材育成研修(過疎地対応型)
SS過疎地における燃料供給体制の維持・構築に向けて、今後SSの閉鎖が進むと燃料供給に支障をきたす恐れのある地域のSSの事業状況について全国20か所で調査を行い、その結果とそこから得られた知見を研修会で公開しました。
【SS過疎地対策セミナー】
全国各地で高齢化と人口減少による過疎化が進むなか、ガソリンスタンド(SS)においても、人口減少に伴う需要減や後継者不在を背景に撤退・廃業が進み、自家用車や農業機械への給油、高齢者等への灯油配送などに支障を来す「SS過疎地問題」が重大な課題となっています。この課題への対応策を検討するため、今後燃料供給不安が懸念される地域の分布状況等を把握・分析するとともに、SSを運営する事業者へのヒアリングを通じて実態を明らかにする調査を行いました。
これらの結果を踏まえ、事業者側の経営努力が限界に近づく中、地方自治体を交えた「地域ぐるみ」で燃料供給体制を維持する方法等について取りまとめ、SS事業者や過疎地自治体等を対象としたセミナーを開催しました。
〇カリキュラム
1.SSを取り巻く状況
2.SS過疎地の概要
3.過疎地におけるSSの経営改善・事業再構築(燃料供給体制の維持)に向けて
4.過疎地におけるSSの経営改善・事業再構築に活用できる支援措置等
5.【参考】SS過疎地等対策(過去の実証事業)の取組例
〇研修録画リンク(2024年2月20日(火)東京開催)
https://youtu.be/CZKDEcCjR30
投影資料のPDF