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2016年1月


2015年新車需要「乗用車」1割減の421万台
 
   日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が集計した2015年通期における乗用車の新車販売台数は、前年比で登録車が5.5%減の270万台、軽4輪が17.8%減の151万台、合計10.3%減の421万台となり、2年ぶりに減少した。そのうち、HV・PHV計も7.3%減の95万台だった。ただ、過去10年間平均(430万台)比では2%減の水準にあり、4年連続して400万台は超えている。一方、軽4輪の販売比率は需要不振を反映し、前年の過去最高記録を3.2ポイント下回る35.9%に低下。この結果、HV・PHVの割合は登録車ベースで35.2%とやや下がったが、全乗用車ベースでは22.6%と過去最高に達し、低燃費車に該当する「HV・PHV・軽4輪」が全体の6割弱を占めるなど、燃費向上の傾向は着実に進んでいる様子が浮かび上がった。
 車種別の販売台数をみると、05年、10年比でそれぞれ「普通乗用」が6.5%増、4.6%減の135.4万台、「小型乗用」が35.4%減、10.5%減の135.0万台で、前年に続いて普通乗用が小型乗用をわずかながら上回ったものの、合計では19.5%減、7.6%減だった。一方で「軽乗用」は9.0%増、17.6%増と相対的には堅調に推移しており、乗用車全体では11.2%減、0.1%増となるなど、ほぼ10年と同水準だった。こうした結果、軽比率は29.2%、30.5%と増勢基調にあり、今後も同様のトレンドが続くとの見方が強い。
 他方、登録車におけるHV・PHVシェアは35.2%と前年を0.7ポイント下回ったが、3台中1台強を占めている格好だ。また、登録車のうち「外国メーカー車」は10.5%に達し、2年連続で1割を超えた。さらに、市販モデルが増えている「ディーゼル車」比率は登録車の5.7%、軽を含めても3.3%となった。