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2014年10月


クルマの高齢化進み平均車齢8.13年に
 
 

   自動車検査登録情報協会が公表した3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均車齢は8.13年となり、22年連続で高齢化が進むとともに、20年連続で最高記録を更新した。また、平均使用年数も12.64年と過去最長だった2010年に次ぐ水準となったことがわかった。特に近年、“クルマの高齢化”が加速していることに伴い、経年劣化などに対する点検やメンテナンスの重要性が改めて浮かび上がった。
 平均車齢は「新規登録からの平均経過年数」で、人の平均年齢に相当するもの。新車販売が減少し、クルマが長く使われると高齢化が進む。39年前の1975年時点は3.3年だったが、78年に「4年」、96年に「5年」、01年に「6年」、07年に「7年」、昨年にはついに「8年」の大台をそれぞれ突破し、特にここ8年間で1年、14年間で2年も高齢化が進んだことになる。
 そのうち、普通車は前年の7.79年(過去最長)から7.78年と4年ぶりにわずかながら若返った。また、小型車は8.28年から8.40年と22年連続で最高齢を更新した。
 平均車齢はバブル期に新車販売が絶好調だった時代、エコカー補助金によるスクラップインセンティブ導入時、普通車では89年の税制改正以降にそれぞれ若返りがみられたが、新車需要が鈍化したことなどでここ20年以上は高齢化傾向が続いている。
 一方、平均使用年数は「初度登録年度ごとに1年前の保有台数と比較し、減少した車両を1年間に抹消されたものとみなし、新規登録から抹消登録までの平均年数を算出したもの」。75年時点は6.7年だったが、80年に「8年」、84年に「9年」、01年に「10年」、06年に「11年」、10年には「12年」の大台に達し、特にここ13年間で2年も高齢化が進んだ。前年比で0.06年長期化したのは、減少台数に占める車齢12年超の構成比が増加したことが影響している。
 うち、普通車は前年の12.99年から12.97年へとわずかに短くなり、小型車は12.32年から12.44年に延び過去最高記録を更新した。