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2014年1月


エネ研見通し・14年度ガソリン内需は1.4%減少
 
 

  日本エネルギー経済研究所が先ごろ発表した石油製品の短期需要見通しによると、2013年度の総販売量は、電力用C重油の大幅な減少やガソリン、灯油などの小幅な落ち込みによって、前年度比0・6%減の1億9640万キロリットルと4年ぶりに前年を下回る。2014年度は燃料転換、自動車の燃費効率改善など省エネがさらに進展、86年度(1億8392万キロリットル)以来28年ぶりの1億9千万キロリットル割れを予測した。
 油種別では、13年度のガソリンは、夏季の高気温が自動車燃費効率改善などの影響を減殺するも、0・2%減の5630万キロリットルに減少する。14年度もエコカーの普及拡大や小型・軽自動車の保有台数増加に伴う燃費改善などの影響がさらに強まり、1・4%減の5560万キロリットルに減少。98年度(5578万キロリットル)以来16年ぶりの低位に落ち込む。
 灯油は、13年度が暖冬影響で暖房・給湯需要が伸びず、3%減の1840万キロリットルに減少する。14年度も燃料転換の進展などにより、需要期である下期の世帯当たり販売量が月間30リットルを割り込むと予測するなど、2・7%減の1790万キロリットルに減少。1800万キロリットル割れは1971年度(1624万キロリットル)以来43年ぶりの低水準となる。
 軽油は、13年度が震災復興需要などによって0・9%増の3370万キロリットルに増加。14年度は震災復興需要が一段落する一方で、ディーゼル車の保有台数減などを見込み、0・8%減の3350万キロリットルとした。
 A重油は、13年度が燃料シフトなどの影響で2・9%減の1340万キロリットル、14年度も製造業の生産活動の回復などに伴う自家発電需要増などを見込むも、需要減のトレンドは継続し、3・7%減の1290万キロリットルに減少する。