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2013年5月


2012年度末・元売系列SSは2万6,629ヵ所
 
 
  2012年度末(13年3月末)の元売系列SS数は、前年比1,289ヵ所減の2万6,629ヵ所となった。減少率は4.6%となり、前年(3.7%減)よりも大幅上昇に転じた。前年比では減少数自体も約200ヵ所増加、SS減少が再加速した。全系列で減少を記録したが、系列別の減少率に大きな格差が生じた。
 系列SS数はここ2年連続で減少率、減少数とも低下傾向にあったが、老朽化タンクへの消防法規制強化の影響を受け、SSの減少が加速化したとみられる。加えて、系列SS数ピークの94年度末と比較すると、減少数は2万9,222ヵ所に達し、減少率は半減超えの52%となった。
 一方、元売社有SSは前年比159ヵ所減の6,301ヵ所となった。減少率は2.5%にとどまり、前年(3.5%減)よりも低下した。社有SSについては比較的新しく2重殻タンク化されているものが多いため、今回の老朽化タンク規制の影響が少なくすんだとみられる。
 系列別では、年間減少率が①EMG(7.9%減)②昭和シェル(5.5%減)③コスモ(4.9%減)の減少率が大きく、このまま推移すると13年度中に総数4位EMGと5位コスモとが並ぶ可能性が出ている。
 また、セルフ数は前年比172ヵ所増の7,172ヵ所となった。前年の増加数は65ヵ所にとどまっており、今年はその3倍のペースに急増した。SS総数の減少が再加速する一方で、SSのセルフ化も再加速した格好で、セルフ率は前年比1.9%増の26.9%に達した。また、社有セルフ率は前年の54.8%から57.5%に高まった。前年比では、系列別で最も増えたのがJXの112ヵ所増が圧倒的に多く、全体の65.1%を占めた。次いで出光が34ヵ所増となった。コスモは8ヵ所減となり、唯一、マイナスを記録した。