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2012年5月


2011年度石油製品販売・ガ1.6%マイナス
 
 

 ガソリン・灯油・軽油など給油所関連油種が減販する一方で、電力向けC重油の大幅増に支えられ、2011年度の石油製品販売量は前年度比で横ばいとなった。資源エネルギー庁が4月27日発表した石油製品需給概要(速報値)によると、燃料油計の国内販売は横ばいの1億9,606万キロリットルとなった。ただ、景気低迷や震災による自粛ムードでガソリンなど給油所主力3油種が減少するなど、C重油を除き軒並み前年度を下回り、3年連続で2億キロリットルの大台を割り込み、87年度(1億9,169万キロリットル)の水準に落ち込んだ。
 ガソリンは1.6%減の5,721万キロリットルと3年ぶりに前年度を下回った。上期が震災による自粛ムードが響き3.9%減で推移、下期は2月のうるう年で1日多かったことや自粛ムードが徐々に解消していったことで、0.7%増とやや盛り返した。
 灯油は3.6%減の1,962万キロリットルと72年度(1,812万キロリットル)以来、39年ぶりに2,000万キロリットルを割り込んだ。厳冬で下期は1.3%増となったが、震災による供給支障などで上期(16.7%減)の減少が響いた。軽油も0.1%減の3,287万キロリットルと2年ぶりに前年度を下回った。上期が9.6%減となったほか、下期はやや盛り返したものの、プラスには転じず1.2%減で推移した。